高タンパク低カロリーの限界

プロテインパウダー摂取の目的は、筋肉成長(または維持)のために高タンパクを低カロリーで摂ることです。

しかし実はこれって、ある意味矛盾しているんですよね。

『タンパク質含有量30グラムで、低カロリーの80キロカロリーを実現した新サプリメントを開発!』って商品があったとします。

こんな事は可能でしょうか…?

先に言いますけど不可能です。(^_^;)

なぜなら30グラムのタンパク質には120キロカロリーが必ず含まれるからです。タンパク質1グラムには4キロカロリーのエネルギーがあるからです。

炭水化物も4キロカロリー、脂肪には1グラムあたり9キロカロリーのエネルギーがあります。そして三大栄養素以外にはカロリーは全くありません。知ってましたか?

プロテインを運動せずに飲むと太る、というのはこういう意味です。プロテインが悪いのではありません。プロテインに含まれるタンパク質のカロリーが作用するからです。

ちなみに野菜などにも少量のカロリーがあるのは、わずかですが三大栄養素が含まれているからです。水分やビタミン、食物繊維などには全くカロリーはありませんからね。そのおかげでコンニャクはカロリーゼロです。

食事量そのまま、運動量そのままでプロテインを飲めば、タンパク質摂取量でそのままカロリーの摂取量も増えています。プロテインダイエットに誤解があると、こういう事態になりかねません。余分にお菓子をつまんでいるのと大差ないのですがね…。

プロテインが低カロリーなのは、食事で同じ量のタンパク質を摂る時に比べて、ということです。肉を食べると脂肪がありますから、同じ量のタンパク質を摂ると高脂肪高カロリーになってしまうのはおわかりですね。

同じ事が実は太りたい人にも言えます。プロテインを飲めば太れますか、体重を増やせますか?って聞く人たちにです。

太りたいならタンパク質より高カロリーの、脂肪を摂る方が簡単です。油を多く使った料理やお菓子を食べるのが手っ取り早いです。脂肪の塊はプロテインの倍以上のカロリーですからね。

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この記事は2006.10.26 Thursdayに更新されました。

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