インナーマッスル

インナーマッスルについて今回はお話しします。インナーマッスルとは身体の内側にある筋肉のことです。読んで字のごとくですね。

内側にありますから当然外からは見えません。いくら鍛えていても、あるいは弱っていても外からは見えませんから、つい一般の人は軽視してしまいます。

松坂大輔投手は、高校生の時もウエイトトレーニングを積んでいたのですが、専門家にインナーマッスルの鍛え方を教わる様になって、飛躍的に球速が伸びたのです。

そうです。インナーマッスルは見えないのですが、身体運動を連結させるスポーツにおいてとても重要な役割があるのです。キーワードは「なめらか」です。

しかもインナーマッスルは弱ってくると意外な弊害も出ますからね…。

インナーマッスルには棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋・大腰筋などがあります。ほとんど聞いたことのない名前ですね。インナーマッスルのマイナー性がこの点でもわかります。(@_@)

インナーマッスルは小さな力しか出せません。でもそれで充分なのです。大きな力は外のアウターマッスルがする仕事なのですから。大胸筋や三角筋などです。役割分担ができているのです。

インナーマッスルは動作をする時にごく自然に使っています。しかし意識して動かすとなると非常に難しいのです。

インナーマッスルのトレーニングをしようとすると、なれないとほぼ確実に外の大きな筋肉を動かしてしまいます。インナーマッスルのトレーニングは軽い負荷でしか行えません。

「メジャー」というマンガの主人公が、寝そべって鉄アレイを遊びみたいに動かして、「今インナーマッスルのトレをしてるんだよ」っていうシーンがあるのですが、まさにあれなんです。いかに外の筋肉を動かさずに、腕や足などを動かすか、というのがインナーマッスルのトレーニングなのです。

しかし、あれは専門のトレーナーがいないとかなり難しいのです。動きをチェックしてもらいながらでないと、正しく動かせているかわからないし、発達具合もパンプアップも目には見えませんから。(^_^;)

ですからインナーマッスルだけを鍛えようとするのではなく、スポーツをしている人は全体の動きを意識して、それとともにインナーマッスルを鍛える様にしましょう。

インナーマッスルを鍛える体操などを紹介しているサイトもありますが、正直疑問符が付きます。普段スポーツをしている人なら準備体操の様な運動です。わざわざその運動に時間を割いて、しかもそれだけでインナーマッスルを鍛えられるとは私は思えません。

プロテインの時もそうですが、野球なら野球、サッカーならサッカーの練習をすることで、身体は成長していきます。専門家がいるなら別ですが、効果があるかわからないインナーマッスルトレをするぐらいなら、技術の練習をしていた方が自然とトレーニングになると思います。

フリーウエイトのトレーニングなら、バランスを取るのに無意識にインナーマッスルも鍛えられていきます。ただマシンだけだとあまり成長しないと思います。マシンで作った身体はしなやかさが失われる、っていうのはこういうことかもしれません。

ところで普段まったく運動をしていない人、高齢者などはインナーマッスルの話を無視することはできません。

ものにつまずいたり、階段を上る時などに足が上がらなくなっているのは、大腰筋が弱っている証拠です。

大腰筋が弱ると骨盤が圧迫されたり、下腹が出てきたりとろくな事がありません。階段の上り下りでも、弱っている人なら運動になりますので意識して行う様にしましょう。

高齢者のウエイトトレーニングが、行政にも推進されている時代です。大腰筋を鍛えることで体つきが変わりますので、高齢者で足腰が弱っている人がいたらアドバイスしてあげてくださいね。

「インナーマッスル」の評価です。

この記事は2006.10.16 Mondayに更新されました。

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