ホエイプロテインの製法(WPC,WPI,WPH)

ホエイプロテインの製法についてです。製法なんて知ってていいことあるのー?って思うかもしれませんが、ホエイプロテインを語る上で製法はちょくちょくでてきます。

それと昔はホエイプロテインがなかったことも。いや言い間違いです。ホエイプロテインを抽出して、サプリメントに出来なかったということです。

ホエイってほかのソイやカゼインと比べて高いと思いませんか?効果が高いから値段も高いというわけではないんです。もちろんそれもあるかもしれませんが、手間も余分にかかっているのです。

昔はプロテイン(パウダー)って言えば、動物性が卵白原料のエッグプロテイン、植物性が大豆原料のソイプロテインでした。と言っても私自身はその時代を知らないのですがね。(^^ゞ

1990年代に入って技術が進歩して、牛乳からホエイ成分を抽出することが成功できたのです。

ところで牛乳の成分の中ではもちろん水分が1番多いのですが、タンパク質ってどれぐらい含まれていると思います?

案外少なく3%程度です。

ではさらに、そこからカゼインを取り除いたホエイタンパクは…?

さらに20%程度しかありません…。ということはですよ!!牛乳のわずか0.6%しかホエイプロテインは入ってないのです。牛乳1リットル(1000ml)にたいして、6グラムしかないんです。

運動後にいつも摂る、ホエイプロテイン30グラムは牛乳5リットル分の容量を必要としていたんです!(牛乳5リットルにはカゼインタンパクもありますから、そっちのほうがタンパク質は多いですよ)

ホエイの値段が高いわけがわかりましたか?まるで金鉱山で、大量の土砂をふるいにかけて、わずかな金をとるようなものではありませんか。

大きなマグロからとれる、ほんの少しの大トロのようなものですねー。希少性があるからこそ高いんです。まさに極上の一品!(・o・)

そして技術の進歩と共にホエイ成分が80%近いWPC、90%以上のWPI、またホエイタンパクを分解したホエイペプチド(WPH)などのプロテインサプリメントができたのです。

以前も話しましたがホエイプロテインは吸収が早く、タンパク質の利用率も高く、BCAAのアミノ酸も多くて筋肉の成長には最適なプロテインです。最初に抽出に成功した人は偉いもんですね。( ̄  ̄) (_ _)うんうん

また、WPIはイオン交換樹脂にホエイを吸着させる製法と、フィルターを使って膜処理技術でホエイを分離する製法があります。

イオン交換は過程でタンパク質が変性したりペプチドが失われてしまったりして、タンパク質含有量は高くてもWPCより質が悪いこともあります。

膜処理技術の中でもCFMR(クロスフローマイクロフィルトレーション)は、おなかがごろごろする原因ともなる糖質の乳糖や脂肪分、熱などの影響を受けた変性たんぱく質を多く取り除き、ホエイたんぱくを抽出するには理想的といわれています。

あなたの目の前にある白いさらさらの粉も、科学技術の進歩の結晶なんですね。もっとも我々に出来ることは、トレして飲むだけです。それだけでプロテインもうかばれます(?)!

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この記事は2006.09.10 Sundayに更新されました。

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