アナボリック(同化)とカタボリック(異化)

カタボリックとアナボリックを知っておきたい知識として紹介します。これを知っているかどうかで、筋トレの成果に大きな差が出ますよ。

プロテインを効率よく飲むのにも役立つ知識です。

アナボリックとはタンパク質に満ちている時に、筋肉を発達させている同化作用のことを言います。プロテインをきちんと飲んでいる状態がアナボリックですね。

続いてカタボリックとは、必要なタンパク質などの栄養素が足りない時に、筋肉を異化させている時のことです。筋肉量が分解して減っている状態です。

『君の筋肉いかしてるね』って言われた時は、かっこいいと言われているか、異化して落ちている時のことですね(-_-;)

普通はカタボリックなんてそんなになるものでもありませんし、なったとしても影響は小さなものです。

しかしダイエット時など無理な食事制限や、初めから脂肪の少ない人はなりやすいのです。コンテスト前のボディビルダーや、試合前のボクサーなどが典型です。

エネルギーとして燃やす脂肪がないのですから、最後の手段として筋肉からエネルギーを抽出するのです。このレベルになると、通常の生活の必要以上に筋肉がついているわけですから、生物的に異化してもかまわないと身体が判断するのでしょう。

しかし普通の人でも実は空腹を感じている時に、小さな異化作用は起きています。せっかくの筋肉が落ちてしまうのだからもったいないことこの上ありません。食事が遅くなりそうな時など、合間にプロテインを飲むのはこのためです。

一度では小さな影響ですが、毎日の積み重ねで大きくなることはわかりますよね。ちょっとした気づかいがトレーニング成果を大きくわけます。

そしてアナボリックもカタボリックも、ホルモンの影響を大きく受けます。アナボリックホルモンが多い人は筋肉の成長が早くなりますし、カタボリックホルモンが多い人は筋肉の燃焼の度合いが大きいのですね。

アナボリックホルモンにはテストステロンなどがあります。ならばこのホルモンを人工的に投与したらどうなる?

結論:筋肉の成長が人並みはずれます。

そいつは素晴らしいということで、できあがったのがタンパク同化ステロイド。そう、スポーツの世界では禁止薬物になっている筋肉増強剤です。ドーピングチェックで引っかかってしまいます。

副作用として身体の女性化などがあります。男性ホルモンを投与し続けることで、一時的に強化されますが、外から入ってくるので身体でホルモンを作ることをやめてしまい、男性が女性のような身体になってしまうのです。

一般の勘違いでプロテインがこれだと思っている人がまだいるようですね。もう一度言いますが、プロテインはただのタンパク質です。こんな副作用はありません。

そうまでして筋肉を手に入れたいのでしょうか。ここは賛否両論あるところですけどね。アマチュアなのに使うのか?アマチュアだから使うのだ、とか。

先天的な素質の差があることはどうしようもないと開き直り、いつもエネルギー切れ、とくにタンパク質切れになることがないように、プロテインを効率よく飲むほうを全ての人に勧めたいです。

必須アミノ酸のBCAAのサプリメントを摂るのも、カタボリックを防ぐのに大変役に立ちますよ。

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この記事は2006.08.15 Tuesdayに更新されました。

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