ビタミンCはあなたを救う

ビタミンサプリメントは案外怖いという話を少し前にしました。今回はビタミンの中でももっとも有名なビタミンCについてです。

ビタミンCが身体に良い事はみんな知っていますが、想像以上の働きに驚くかもしれません。

素晴らしすぎるビタミンC

前のビタミンについての話では、「脂溶性ビタミンは摂りすぎると身体に蓄積されて悪影響が出るから気をつけよう」ということでした。

しかしビタミンCは水溶性です。摂りすぎたビタミンCは、身体に蓄積されることなく尿として排出されます。

15グラム以上ほども摂ってしまうと下痢になってしまいますけども、これは通常の食事で到達する量ではありませんし、サプリメントでも異常量と言うほど大量に服用しないことには届きません。

サプリメントとしてのビタミンCの摂取量は、1日に1グラム程度の量ですからね。

ビタミンCの効能リスト

  • 筋が脂肪酸をエネルギーとして利用するのを助ける。
  • グリコーゲンを節約して保存しようとする働きから持久力を増す。
  • からだが酸素を利用するのを助ける。
  • 他のビタミンが酸化されたり、破壊されたりするのを防ぐ。
  • 鉄分の吸収作用を助ける。
  • 筋肉に乳酸が蓄積するプロセスを遅らせることで疲労するのを遅らせ、持久力を高める。
  • 結合組織を形成するタンパク質コラーゲンをつくり、軟骨の形成、歯の象牙質の形成、骨基質の形成、細胞間の支持に重要である。
  • 傷害から身体を早く治癒させる、あるいは手術後の回復を早める。
  • 副腎が機能するのを助け、身体をストレスから守る。
  • 公害や環境汚染から身体を守り、抵抗力をつける。
  • 血液中のコレステロールを低下させる。
  • 風邪の予防、治療に大変効果がある。
  • あらゆる感染症、感冒、単核白血球増加症、肝炎、結核、ヘルペス他多くに有効である。
  • ガンの予防とガンになった場合、余命を延長するのに役立つ。
  • アレルギー、心臓病、歯のまわりの組織の病気、アルコール中毒やある種の精神病の予防や改善にも役立つ。
  • 乳幼児の突然死(SIDS)を予防する。
  • 老化のプロセスを遅らせる。
  • 身体の防御システムとして働く、アドレナリンやコチゾンなどホルモン野前駆物質となる。

出典:サプルメントバイブル

ビタミンCの問題点

(なぜ飛ばたし)

さて、あなたが途中から読み飛ばすほどのたくさんの効能があるわけなんですが、ちょっとした問題点もあります。

それは水溶性のために、身体に蓄えておけないという事です。

摂りすぎの心配がほとんどないと先ほど言いましたが、裏返せば絶えず摂り続けないと不足してしまうという事です。

とはいっても、少量の果物を口にする程度で、病気になるぐらいの欠乏状態は回避できます。厚生労働省が定めた、一日の摂取勧告量はわずかに50ミリグラムですからね。

ビタミンCを受け入れる人体

上のほうで、ビタミンCを摂りすぎると下痢になると書きました。しかし人体には面白い適応力があります。

風邪をひいた時など、身体が多くのビタミンCを欲している時は許容量が増えるというものです。

ビタミンCに対する内臓耐性と呼ばれるもので、病気などのストレス状態において、ビタミンCの必要量が増えると共に、利用する能力も高まるのです。

調子が悪いときはの時にもチラッと書きましたが、風邪をひいたら水分とビタミンCをたっぷりとって休むことが何よりなのです。みかんをたくさん食べると風邪にいいというのも、水分とビタミンCを同時に摂ることができるからなんですね。

ビタミンCサプリメントも、手元にいつも置いておきたいものですね。

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この記事は2009.10.11 Sundayに更新されました。

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