筋肉がつく仕事

4月に入って新生活になった人も多いんじゃないかと思います。

そこで新しくバイトなんかを始めるに当たり、「仕事そのものが筋トレになったらいいんじゃないか?」という考えがよぎるかもしれません。

仕事を筋トレにするには向いている人と不向きな人がいます。あなたはいったいどちらに当てはまるのでしょうか。

メリット・デメリット

仕事そのものを筋トレにするということは、肉体労働をするという事ですね。肉体労働で筋トレするメリットとしては

  1. 筋トレをする時間を節約できる
  2. 毎日の事なので続けて行う事ができる
  3. お金がもらえる

などがあげられるでしょうか。もっともお金がもらえるというのは、肉体労働に限らず他の仕事でももらえるわけですが…f^_^;

次はデメリットです。ここが肝心になってきます。

  1. 超回復のための休養ができない
  2. 筋肉に偏りができる
  3. そもそも筋繊維を破壊するほどの高重量を扱わない
  4. 仕事中にオールアウトするわけにはいかない

これらを順にみていきましょう。

超回復のための休養ができない

これはメリットであげた、毎日の事なので続けて行う事ができるの裏返しとなります。仕事はあなたの筋肉の状況に合わせてやるわけではありません。

トレーニングなら、回復中は休んだり、体調の悪いとき、気分が集中できないときなども休む事ができますが、そういうわけには行かないのが仕事なのです。

疲労した筋肉にムチをふるう事になります。

筋肉に偏りができる

全身をバランスよく使う労働というのはほとんどありません。たいていの場合、重いものを持ち上げる、運ぶなどで、体の部位の一部分が特化して使われます。

悪く言うと職業病というやつで、慢性の痛みを抱えるようになったりします。

鍛えられるのは腕だけ、脚だけ、腰だけなどとなりがちなので注意が必要です。

そもそも筋繊維を破壊するほどの高重量を扱わない

重いものを扱う仕事といっても、これまたトレーニングと違うのは、あなたの筋量にあわせて荷物が重くなるわけではないということです。

ある時期までは重すぎる荷物も、ある程度成長したあととなっては軽い荷物になってしまいます。

筋肥大ではなく、持久力のトレーニングになってきます。

仕事中にオールアウトするわけにはいかない

この4つめのが意外に肝心なのです。仕事とトレーニングの違う点は、トレーニングは早く追い込む事ができるほうが優れているが、仕事は疲れないようにやる事が大切という事です。

なにより、肉体労働を効かせながらやる(関連記事→筋トレは筋肉に効かせる)ということは恐ろしい事です。

朝から夕方まで仕事をするとして、午前中にヘトヘトになってしまうわけにはいきません。とすると、いかに疲れないようにするかという仕事の取り組み方とは相反する事になってしまいます。

私自身、引越屋の経験がある

かくいう私も、引越屋に数年勤めていた事があります。そこでの体験を元に話しています。

あなたは引越屋さんの作業員を見た事ありますか?初めて見た人は、意外に細身の人が多いと感じると思います。それもそのはず、引越というのはどちらかと言えば持久系の運動だからです。

引越荷物はそこまで重くないものが多く、タンスなどの家具よりも小物を持って走り回るという感じです。重い家具や電化製品は運び出す回数は知れたものです。

体つきもそれに適応するので、脂肪が削げ落ち、引き締まった人が多いのです。

もちろん高重量の和ダンスや、冷蔵庫や金庫などの重量物もあります。しかしこれらを運ぶ時というのは、当然効かせて持つなんて事はできません。

潰れたときに、ダンベルのように投げ出すわけにはいきませんからねf^_^;

そうなると、如何に重いものを軽く運ぶかということになり(関連記事→筋トレ、重量設定の罠)、筋トレのイメージとは逆行する事になるのですね。

引越作業は食事時間も不規則。すでに筋量が多い人の場合、カタボリックが進む事はうけあいです。

とはいいつつも、やっぱり作業員はみんな強かったです。重さ220キロのピアノを二人で運んだりするわけですから。生意気な新人も、ベテランの作業を見て途中から態度が改まりますからねf^_^;

身体が鍛えられないというわけではありません。というか、一般人から見たら充分ハンパないと思います。

まとめ

結論を申しますと、すでにトレーニングによってある程度の体ができている人は、肉体労働をやるには不向きということです。

そういう人は、逆に身体が疲れない仕事を選んで、仕事中に身体を休めたほうが効果が高まります。

トレーニングをまだ初めてない人や、今までにトレーニングを続ける事ができなかった人には肉体労働はおすすめです。食事量が増え、運動する事に身体が順応できます。

三日坊主になる心配もなく、気付いたら最初のころとは違う身体が完成していることでしょう。…逃げ出したらダメですけどね。

「筋肉がつく仕事」の評価です。

この記事は2009.04.03 Fridayに更新されました。

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