血液サラサラ

ゲルマニウムブレスレットをつけるだけで血液がサラサラになると言って、お年寄りの女性らに売りつけていた会社が摘発されました。

なんでもお客さんの血の顕微鏡画像を、ブレスレットをつける前後で見せていたらしいです。ブレスレットをつける前は赤血球が数珠繋ぎなのに対して、着用後は赤血球に隙間ができて改善された!…と。

これは実はトリックがあって、カバーガラスをつけることにより、隙間を作っていただけらしいのです。それで詐欺の疑いで逮捕に至ったわけです。

つけるだけで血液がサラサラになるなんて…、って思っていても、いざ目の前で自分の血の構造に変化が出れば、信じてしまっても仕方ないかもしれません。

しかし、です。

残念ながら、血液サラサラという言葉自体、医学的根拠がありません。いわゆる健康情報番組のメディアが作った言葉です。さらに血液サラサラという言葉を作った人でさえも、血液ドロドロという表現には警鐘を鳴らしているぐらいです。さらにありえないことです。

血液中で脂はとけません。血液ドロドロというと脂っこい血を想像しますが、そんな風にはならないのです。

言葉だけが一人歩きしてしまってるんですね。

テレビ側としては恐怖感をあおるのにちょうど良かったのかもしれませんけど。

騙された人達はテレビをよく見てたのかもしれませんね。それも丸々「おもいっきり」見てそうです。(笑)

健康情報番組のうさんくささは以前から指摘していますが、見る人達の側にも楽して簡単に手に入れたいという気持ちがあるから、そういう番組に人気が出るように思います。

このブログみたいに「しっかり運動しましょう!そのあとしっかり食べて、よく休みましょう!」なーんて言っても人気が出ないことは簡単に想像つきますね。

急がば回れ。健康や体力を手にするにはこの言葉がぴったりです。他の人はおいておいて、私たちだけでも正しい道を進みたいですね。

「血液サラサラ」の評価です。

この記事は2007.11.06 Tuesdayに更新されました。

血液サラサラにコメント

ken | 2007/11/09 09:52 AM
トシさんは受験が近いですもんねえ…。

楽したい同士、ですか。わかりやすい表現ですね。
トシさんの言葉に人間世界が凝縮されている気がします。
トシ | 2007/11/08 06:16 PM
しばらくテストやら漢検やらで新しい記事も見てませんでした。
人間はいつでも楽したいものですよね。そこにつけこむ人間もまた「楽して儲けたい」と・・・
知っていると知らないとでは大違いとういうのもまた、無知こそ恐怖と改めて感じます。