筋トレ、重量設定の罠

目標重量○○キロ!誰でも筋トレをするときは考えていると思いますが、それが実は筋肥大の妨げになっているかもしれません…。

運動を始めるときの目的は人それぞれですが、これが筋トレなら最初の動機は一つのはずです。筋肉をつけるために筋トレを始めたはずです。ここまではOKですよね?

ところがですね、いつしか目的がずれてきてしまうことが往々にしてあります。例えばベンチプレスを100キロ上げる、とかです。手段が目的になってしまっているんですね。

それが別に悪いわけではありません。筋トレは回数や重量が上がるのが楽しみであり、醍醐味なのですから。

しかしより重い記録を出すためには、一つの筋肉に効かせるのではなく、身体中の筋肉をバランスよく総動員させる必要があります。そのため記録を出そうとする動きは、筋肥大にとってのトレーニングではなくなってしまうことが考えられます。

パワーリフティングのベンチプレスと、ボディビルダーのベンチプレスは種目は同じでもやってることは違います。パワーリフティングは重いものを軽く持つための努力をし、ボディビルでは軽いものを重く持たなくてはいけません。

ベンチプレスも筋肉を総動員してテクニックを活用した100キロと、大胸筋だけに効かせた100キロでは全然違うんですよね。

ベンチ100キロがちょっと想像できない人は、もっと身近な種目や回数に置き換えた方がわかりやすいかもしれません。懸垂10回にしましょうか。

広背筋などを鍛える目的で懸垂をはじめましたが、途中からなんとか10回やれるようになりたいと思いました。

その日から、背中など一箇所に効かせるのではなく、まんべんなく体を使って懸垂をやるようになることでしょう。力の抜くポイントなどのコツやテクニックも覚えていきます。

それである時気付くのが、「10回やれるようになったけど全然筋肉ついてない。」ってことなんですね。

記録は伸びているのに筋肉の成長が見られないときは、テクニックがうまくなっているだけなのかもしれません。

競技などをやっていて、記録を出すのが目的の人じゃないのなら、あまり数字だけを追わないことです。筋肉の成長の上に数字がついてくることを忘れないようにしましょう。…自戒の意味も込めて。

二兎追うものは一兎も得ず!自分が本当は何を望んでいるか意識しながら筋トレをして下さい。筋肥大なら効かせることを何より重視して!数字を出すなら筋肉が成長しなくてもしょげないで!

「筋トレ、重量設定の罠」の評価です。

この記事は2007.10.24 Wednesdayに更新されました。

筋トレ、重量設定の罠にコメント

ken | 2007/10/27 08:51 PM
今回は自分に向けて話す意味もありました。(^_^;)
記録を出すか、成果を出すか。
自分の中の切り替えが大切です。
トシ | 2007/10/27 10:13 AM
あくまで目的は目的で手段は手段なんですよね。それも意識していかないと本当の目的にはたどりつきませんね。