腕立て伏せをすすめない3つの理由

腕立て伏せは手軽に始められ、知名度も高いために筋トレと言えば腕立て伏せをまず想像する人もいることかと思います。

しかし私は次の3つの理由から腕立て伏せを筋トレメニューに加えることをおすすめしません。

強度が弱い

筋トレをするといえば、普通は筋肉を太くたくましくするための筋肥大か、筋肉が強い力を発揮するための筋力トレになります。

腕立て伏せは20回以上できてしまう人がほとんどだと思います。つまりほとんどの人にとっては筋持久力のトレになってしまいます。わかってやるのならいいのですが、ほとんどの人にとっては目的と違う筋トレをしていることになってしまいます。

また、腕立て伏せの動きを高回数できるようになっても、役に立つ場面をちょっと想像できません。

効果が散りやすい

腕立て伏せは全身を使っている点を案外見落とされがちです。腕立て伏せの正しい姿勢は全身を一直線にすることです。手のひらとつま先以外は床についていないのですから、全身に緊張を保たなくてはなりません。

当然ですが体幹筋への負担が結構かかっています。こう書くと「腕や胸以外も鍛えられていいじゃないか」と思うかもしれませんが、体幹筋が弱いとスタミナを奪われて目的部位への効果が弱くなってしまいます。

腕や胸が限界をむかえるより前に、「なんだか疲れて」終わってしまう人もいるのではないでしょうか。

フォームが崩れやすい

先の二つよりは個人の問題ですが、腕立て伏せは身体の自由度が非常に高いため、疲れてくるとフォームがすぐに崩れてしまいます。

腰を浮かせたり、屈伸の深さが甘くなったり、回数を出すことが最優先になってしまいがちです。筋トレに強い意識を持ちながら、フォームを固定して特定部位に効かせられるのならいいのですが、初心者には難しいことかもしれません。


いかがでしたでしょうか。これらの理由は複雑に絡み合うので大きな問題になってしまいます。

上級者には負荷が弱いため向いていませんし、負荷を高めようとスロートレーニングを取り入れると、体幹筋が先にへばりやすくなってしまいます。運動不足の初心者には効果はありますが、フォームが崩れやすいといった問題を抱えてしまいます。

唯一効果があるのは、体幹筋がしっかりしていて、目的意識が強い中級者でしょうかf^_^;しかし、中級者にはもっと効果の高い他のトレをしたほうがいいんですけどね。

腕立て伏せが悪いわけではありません。エクササイズとして、運動不足の人が始めるのは手軽ですしおすすめです。ただ筋トレとして考えるとおすすめできないのです。何ヶ月も何年も真剣に取り組んでも、思ったようには筋肉が発達できないと思います。

筋トレなら効果の高い自宅器具無しトレーニングで紹介しているディップスの方が、はるかに効率が良いです。腕立て伏せもたまに気分転換にやるのはいいですけどね!

「腕立て伏せをすすめない3つの理由」の評価です。

この記事は2007.09.28 Fridayに更新されました。

腕立て伏せをすすめない3つの理由にコメント

| 2013/06/20 08:25 PM
あっそ
ken | 2007/09/29 09:29 PM
前腕のトレーニングはダンベル等の器具が必要になってきます。
器具さえあれば自宅でもできるのですが…。

ダンベルがあればリストカール、リバースカール、ハンマーカール等ですね。

何もないと正直きついです。筒にヒモを付けて何か重りをぶら下げ、腕を伸ばして巻き返すという運動ぐらいでしょうか。

前腕は他の高重量のトレで補助的に鍛えることができますよ。
| 2007/09/29 05:25 PM
いつも参考にさせていただいています。
自宅でできる前腕のトレーニングは何がありますか?