筋トレだけで作った筋肉の悲劇

普段運動をしていない人が、1日だけ運動したとしてもたいした効果はありません。効果より負担の方が大きいものとなってしまいます。

ところで普段スポーツなどをしておらず、筋トレだけをやっている人もいます。そういう人には気をつけてほしいことがあります。

筋トレの上級者は、筋肉の動きを意識して、特定の部位に効かせることが出来るようになります。同じベンチプレスだとしても、胸、肩、腕など意識の仕方によって鍛える箇所を変えることだってできます。

筋トレは使う筋肉を集中して、効いてる部位を散らさないことが大切なのです。それで初めて追い込むことが出来るのです。

ところがこの動きというのは、スポーツをする上で非常に不利なんですよ。(−_−;)

どんなスポーツでも身体を動かす時は、全身の連係により爆発力を産みます。

ピッチャーがボールを投げる時は、つま先から踏ん張り、膝、脚、腰を回転させ、体幹をひねり、肩をまわし、肘を伸ばし、手首を返し、指先でリリースするまで、全身を総動員させて行います。

一つ一つの動きが大きな回転力となり、ボールを投げるという動きにつながっているんですよね。

これって筋トレとはまるで逆なんです。筋トレのように一つの筋肉で投げようとするといわゆる「手投げ」になってしまいます。

この筋肉の連係という動作は、筋トレだけでは決して得られません。なめらかな神経の連係なのです。

ですから筋トレで大きくした筋肉は、神経の成長がともなっていないとケガにつながりやすくなります。こういってはなんですが、清原選手なんかが典型的ですよねー。♪〜( ̄ε ̄;)

それと心肺系の成長もあまりありません。大きなパワーですが、それに対応する酸素を送ることが大変になります。全体のバランスが崩れやすいんですね。

エンジンだけを大きくして、吸排気系や足回りが軽自動車のままだった自動車はコントロール不能の上、ブロー(故障)してしまいます。

とはいいつつも、そこは人体。ありとあらゆる環境にすぐ適応するように出来ています。ジョギングや水泳を取り入れることにより、バランスのとれた身体に持っていくことは難しいことではありません。少なくともそのボディを手に入れるよりは。

マイナス50度から摂氏50度まで生活できる人体です。適応力は抜群です。(*^-^)

他の運動もしないとまずいかなーって思った時に、筋トレだけでなくゲーム感覚でスポーツをするのは、リフレッシュにもなりますしバランスを考えた上でも非常に有効ですよ。

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この記事は2007.02.07 Wednesdayに更新されました。

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